ジブン再始動新書の基本を解説していきます。
目次
【パターン2】完璧な設計士型
【パターンNo.】2
【パターン名】完璧な設計士型(かんぺきなせっけいしがた)
【発生フェーズ】計画
完璧な設計士型の特徴
完璧な設計士型の最大の特徴は、「計画のプロフェッショナル」である点です。
何か新しいことを始める際、ノートや手帳を広げ、スケジュールを美しく整え、タスク(TODOリスト)をロジカルに細分化していく作業に、無上のワクワク感とエネルギーを注ぎ込みます。
この型の人は非常に知的で、リサーチ能力も高く、誰もが感心するような「完璧なロードマップ」を作り上げる才能を持っています。
失敗の現れ方
この型の人が陥るエラーは、「美しい計画書を完成させた時点で、脳内のエネルギーをすべて使い果たしてしまう」という点にあります。
まだ1ミリも現実の行動を起こしていないにもかかわらず、緻密な計画をノートに書き写した瞬間に、脳が「目標を達成した」かのような錯覚(ピーク)を迎えてしまうのです。
結果として、いざ翌日から「実行」するフェーズに移行しようとした時には、すでに走るためのエネルギーが残っておらず、予定通りに動けない自分に深く落胆することになります。
【メカニズム】なぜフリーズが起きるのか?
これは、あなたの実行力や根性がないからではありません。
「計画を立てる楽しさ」によって脳内にドーパミン(快楽物質)が大量に分泌され、計画の完成=ゴールの達成であると脳のシステムが誤作動を起こしているだけです。
「設計図」を書くこと自体が目的(ゴール)にすり替わってしまい、実際の「建築(泥臭い実行)」に必要なエネルギーを注げていない状態です。
【対処法】どう対処したらいいのか?
完璧な設計士型が再ぶ動きだすには、計画の解像度をあえて下げる「未完成の許容」です。
「100点満点の計画」を引き算する
最初から1ヶ月先、1週間先の完璧なガントチャートを作るのをやめましょう。
計画はいつでも修正できる「仮のもの」と割り切り、あえて30点〜40点ほどの“粗い設計図”のままにしておきます。
計画と「最初の一歩」をセットにする
計画を立てる時間は「15分だけ」などと制限をかけ、ノートを閉じる前に、今すぐその場でできる「最初の行動(例:必要な資料を1枚プリントアウトするだけ)」を完了させてください。
設計図を美しく飾るだけでは、家は建ちません。私たちが目指すべきは、完璧な計画書の作成ではなく、現実の行動ログを1行ずつ積み上げていくことです。

