【パターン6】計画がズレると全てを投げ出してしまう「現実逃避型」

【パターン6】計画がズレると全てを投げ出してしまう「現実逃避型」

ジブン再始動新書の基本を解説していきます。

【パターン6】現実逃避型

【パターンNo.】6

【パターン名】現実逃避型(げんじつとうひがた)

【発生フェーズ】振り返り

現実逃避型の特徴

現実逃避型の特徴は、「始める前、そして調子が良い時のキッチリ度が高い」という点です。

基本パターンの2(完璧な設計士型)に近い性質を持っており、計画通り、スケジュール通りに物事がカチッと進んでいる時は、非常に高いパフォーマンスを発揮して美しく行動を積み重ねることができます。

規律を重んじ、自分をコントロールしようとする高い意識を持っています。

失敗の現れ方

この型が陥るエラーは、突発的なアクシデントや体調不良、急な仕事などで、「計画がちょっとでもズレてしまった瞬間」にドミノ倒しのように発動します。

一度予定が崩れると、それまでの高いモチベーションが一気に嘘のように消え失せ、糸が切れたようにフリーズしてしまうのです。

崩れてしまった目の前の計画(現実)を直視して修正するのが苦痛なため、すべてを無かったことにしてスマホゲームや動画に没頭するなど、文字通りの「現実逃避」を始めます。

そして、数週間後にまた真っ白なノートを買ってきて「振り出し」に戻ろうとするサイクルを繰り返します。

【メカニズム】なぜフリーズが起きるのか?

これは、あなたのメンタルが弱いからでも、飽き性だからでもありません。

脳のシステムが「100点じゃないなら、0点と同じ(オール・オア・ナッシング)」という極端な認知のバグを起こしているだけです。

完璧にできない自分に対する強いストレスから心を守るために、脳が「一度すべてをリセットしてリフレッシュしよう」と強制終了のシグナルを出している状態。

それが、現実逃避型の正体です。

【対処法】どう対処したらいいのか?

現実逃避型がルートに戻って歩き出すには、計画を「崩れない鉄壁のもの」にすることではなく、崩れることを前提にした「ズレを許容すること」です。

「計画がズレた瞬間」を、振り返りの最高のスタート地点にする

計画は「予言」ではなく、ただの「仮説」です。

ズレるのが当たり前。予定が崩れたときは「失敗した」ではなく、「さて、現実がズレたから、ここからどう修正しようか?」と、むしろゲームのパズルを解くような感覚で計画を引き算・修正してください。

「1ミリでも動けたらOK」の最低ラインを作っておく

予定していた1時間が確保できなくなっても、「5分だけテキストを開いた」「ノートに『今日は残業で無理だった』と事実を1行書いた」なら、それは完全な「前進(継続)」です。

0点か100点かではなく、毎日「1点」でもいいからログを残し続けることが、リセット癖を破壊する特効薬になります。

崩れた設計図を破り捨てて新しいノートを買い直しても、同じアクシデントはまた必ず起きます。私たちが目指すべきは、美しく崩れない計画を作ることではなく、泥まみれになりながらでも「今の現在地」に計画をシンクさせ続けるタフさです。